今回は、米もと農園代表の「米田 基人」さんのインタビュー。
テーマ生産者として参加する「Local Co-Creation Project in 紀の川」に対する考えや想いを聞いてきました。
米もと農園はハーブを10種類生産している農園です。研究者として農業のアドバイザーをしていましたが、自身でも農業をやってみたいと奮起し、紀の川市に移住して新規就農しました。
農業をやってみたいと思ったきっかけになったハーブを、生き物にもヒトにも優しいケミカルフリーで栽培しています。
土や微生物についての研究をしてきたので、植物といい関係の微生物を活かした栽培をしていることです。畑に来ていただくと大地で育った力強いハーブの香りが楽しめます。
フレッシュな香りを楽しんでいただけるよう、直接販売するスタイルを続けています。
フレッシュで届けたい理由は、自分も就農前に感動したハーブの香りを楽しんでほしいからです。ですが、フレッシュハーブは料理で入れるタイミングが難しかったり、利用にコツが必要でもどかしい思いをしてきました。
これからはどうやったらハーブのいい状態をお届けできるか、気軽に使ってもらえるのか、ベランダ栽培キットや液体ハーブなど様々な取り組みをしていきたいと思っています。
いま開発を進めている「液体ハーブ調味料」を完成させ、販売したいです。
各ハーブを液体にするところまで完成しているので、どんな料理に合わせるのか、どんなパッケージにするのか、どんな配合にするのかなど、クリエイターと共創していきたいです。
インパクトのある売り方や、販売のプロデュースができる人、手に取りたくなるパッケージを企画できる人、料理への合わせ方を考えられる料理人などに来てもらいたいです。
飲食店や各家庭のテーブルに液体ハーブ調味料が当たり前にある文化を作るつもりで取り組みます!
色々な方々がフレッシュなハーブの香りを楽しめることを実現します!
私も感動したハーブ体験を全国の人に味わって欲しいです。
ハーブを使って”新しい香り文化”を一緒に作りましょう!
インタビュアー:株式会社MISO SOUP 山岸直輝
編集:株式会社MISO SOUP 木村幸樹